世界中から届くお客様の声に、最先端の知見で応えていく。そのビジネスコミュニケーションの“要”になりたいんです。

営業 海外営業事業部
千原 嵩生Takao Chihara

2006年入社 総合政策学部 総合政策学科卒業

プロフィール

入社3年目ながら、さまざまな部門の部長との親交もある千原。高校時代に父に付き合って始めたゴルフ。「初任給をゴルフセットにつぎ込んで、入社1カ月で社内コンペに参加しました(笑)」という千原は、ベストスコア「89」の腕前と物怖じしないキャラクターで参加者の注目を集め、以来、所属や役職を越えていろいろな社員とコースをともにしている。「仕事では直接的な関わりのない方とも出会える貴重な時間になっています。…決して、美味しいビールをご馳走していただけるからじゃありませんよ(笑)」

15歳の時にカリフォルニアで実感した“世界の広さ”。
それが今の自分の「出発点」だったような気がします。

世界って広いなぁ…と初めて実感したのは、まだ私がピュアな少年(?)だった15歳の春。父の仕事の都合で移住したカリフォルニアでのことでした。渡米する前は「アメリカで友達できるかな、日本人の自分を温かく迎えてくれるかな…」なんて不安がっていた私の先入観をあっという間に吹き飛ばし、“ストリートでスケボーに明け暮れるファンキーな日々”をプレゼントしてくれたのは、話す言葉も肌の色も違う、たくさんの仲間たちでした。ろくに英語が話せなくても、「伝えたい」「理解したい」という気持ちとボディランゲージさえあれば、通じ合うことができる――さまざまな国や地域の人々が集まる米国での生活は、世界の広さとそこに生きる人たちの多様性、そして国境を越えてコミュニケーションすることの面白さを教えてくれました。

千原さんの仕事のようすそれから3年後、日本に戻って大学に進学してからも、私の胸にはずっと「いつか、また世界に出たい」という思いがありました。当然、就職活動のテーマも、“グローバルに活躍できる仕事”。根っからの文系人間で、世界に通用する技術も専門知識もないけれど、コミュニケーション力なら、きっと世界に通用する…そんな風に思っていたのです。そんな時に出会ったのが、NECエレクトロニクスでした。半導体業界といえば日本企業が世界をリードしてきた産業分野の一つ。「世界に冠たる技術力をもってモノづくりをしている会社はいいぞ」という父のアドバイスにも背を押され、「この会社で“ニッポンの技術”を世界に広めていく仕事ができたら面白いだろうな」という気持ちが日に日に強くなっていったのです。

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お客様のニーズと当社の技術を橋渡しする仕事。
大切なのは、何と言っても“コミュニケーション力”ですね。

千原さんの仕事のようす入社後は、希望通り「海外営業事業部」に配属され、各国の自動車部品メーカーへの営業活動を担当することになりました。私の仕事は海外現地法人から集まってくる“お客様の要求”を日本にいる開発部門に伝え、その検討結果を再び海外現地法人に伝えること――いわば世界中のお客様のニーズと当社技術の“パイプ役” です。私が最初に担当したのは、多くのお客様が共通して使用している車載製品の受注管理。まだ右も左もわからない新人だから、製品の仕様も決まっていて、お客様の要求通りに製品を出荷すればいい、わりと簡単な仕事を任せてもらったんだな…なんて思ったら、大間違い。市場環境の変化によってお客様の需要も刻一刻と変動する半導体の市場においては、「必要な量をタイムリーに供給すること」が何と難しいことか…。お客様の要求通りに製品を納めるためには、製造工場の混み具合や生産計画、原材料のコストや調達までに要する時間などを踏まえ、社内外のさまざまな人たちと交渉・調整していかなければなりません。製品や製造工程に関する知識もさることながら、それ以上に相手の立場や状況をきちんと理解し、共に出口を探っていけるコミュニケーション力が求められます。

また、納品後もお客様の生産工程で何らかの異常が発生すれば、当社製品が原因かどうかはさておき、たちまち「Why?」「Why?」と質問の雨あられが飛んできます。しかし、そこでひるんでしまっては仕事になりません。ヒアリングを重ねながら異常の原因をスピーディに解明し、当社製品に問題があれば社内に改善を依頼、お客様の工程に問題があれば解決策を提案する。そこまでできて初めて一人前と認められます。こうした質問は、ほとんどが海外現地法人を介して伝わってくるため「どんな異常か」を正しく把握するまでがひと苦労ですが、そこでもやはりコミュニケーション力がモノをいうわけです。

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学生時代は「一生懸命になれること」を見つけて、
大いに遊び、大いに学ぶことをオススメします。

そんな経験に鍛えられながら少しずつ任せられる仕事の範囲も広がり、現在は新規デバイスの提案営業にも携わるようになりました。学生時代には半導体の “は”の字も知らなかった私が、半導体ビジネスの最前線で活躍できるなんて、何だか不思議な気もしていますが、これも、厳しく、そして時には温かく(…逆?)私を鍛えてくださった上司と先輩のおかげと今でも頭が下がる思いです。

千原さんの仕事のようす先輩から教わった“大切なこと”の一つは、「半導体営業に必要な知識は、問題意識を持っていれば自然と身につく」ということ。そして、「それよりも当社のビジネスを支えているいろんな部署の、いろんな人たちの知恵を結集できる“要”になれ」ということでした。デバイス・プロセス開発チーム、ファームウェア開発チーム、ハード設計チームなど、それぞれの分野のスペシャリストたちがもつ力を最大限に引き出し、“NECエレクトロニクスの知見”としてお客様に提供すること。それこそが営業の仕事なのだと学びました。

学生時代、クラブイベントを主催するサークルを立ち上げて、いろんな個性をもつメンバーたちをまとめながら数百人規模のイベントを開催してきた経験も、少しは役立っているのかな、と思います。皆さんも学生ならではの自由な時間をフルに活用して、いろんな仲間たちと、体力の続く限りひたすら遊んでください! その経験はきっと社会に出てからも役立つはずです。

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